02:UNIXについて
・個人用PCに使われるWindowsやmacOSと異なり、UNIXは主にサーバー用に使われている。
・無料の互換OSが数多くある(BSD, Minix, Linux)
・Linuxを配布している企業や団体が多く有り、それぞれが独自の設定や校正で配布している。
・Linuxの配布形式のことをディストリビューションと呼ぶ
・ディストリビューションの系統にはRedHat系、Debian系などがある
・有名なディストリビューションとして、RedHat系ではRed Hat Enterprise Linux(RHEL)やCentOSが、Debian系ではUbuntuがある。
・使えるコマンドはPOSIXという共通規格があり、UNIX系の全てのOSで使うことができる。
・ローカル開発環境で使用するCentOSは、UNIXの互換OSであるLinuxのRedHat系ディストリビューションの一つである。
03:CentOS上でプロンプトを確認
・仮想環境を立ち上げてログイン
・MacOS:ターミナル
・Windows:PUTTY
※「vagrant@localhost」と表示されていればOK
プロンプトの構成
・[vagrant@localhost˜]$:「プロンプト」(入力を促す部分)と呼ぶ
・ユーザー名 :vagrant
・ユーザー種別 :一般ユーザー
・マシン名 :localhost
・カレントフォルダ:ホームディレクトリ
・「vagrant@localhost˜」
・ユーザーの情報を示す。
・vagrantと表示されていれば、ローカル開発環境を操作している事を示している。
・「@localhost」
・vagrantユーザーが今localhostというマシンにいる、という意味。
・localhost:このCentOSが稼働しているマシンという意味。ネットワーク経由で他のマシンにログインすると変化する。
・「˜」は、UNIXではユーザーのホームディレクトリの短縮表現である。
・最後はユーザー種別を表す
・「$」:一般ユーザー
・「#」:管理ユーザー
※:管理ユーザーは、一般ユーザーと異なりシステムに重大な変更を加えることができる。