雑記 (20230622)

今日、妙に落ち着いて仕事に取り組めた。落ち着いている場合じゃ無いんだけどね。

ところで東浩紀さんの「成熟な困難」に、「仕事の本質は生産ではなく制御や管理である」という意味の主張があった。
これまでずっと、管理や制御が苦手で可能な限り目を背けてきた。
出来ることなら生産だけを盲目的にやっていたいとさえ考えていた。
勝手な思い込みに過ぎないけれど、伝統工芸の職人ならそれに近いんかな。

でも、東さんによるとそれは仕事というものの本質ではないとのことだ。その結論に至る東さんの説明をここでは述べないが、尤もだと思う。
業務においては、ほとんど全ての人間が、管理と生産の両方を担う。生産とは実務のことだ。職位が上がるにつれて業務に占める生産の割合が減っていくことになる。

今日の業務の話だ。あまりに無茶苦茶なので、無理に頑張ろうという気に全くなれず、却って落ち着くことができた。
クビにするなら勝手にしてくれ。俺なりに進める。