要約
- 覚悟が定まらないから苦しい。逃げられないと考えれたほうが楽になる。
- 選択肢があるから苦しい。
雑記
明日、会社に行くのが苦痛である。私にとって手に負えない業務を割り振られているからだ。それを望む人間もいるんだろう。自分が出来ないことを出来るようになるために。私もその一人と見做されてるんだろうか。それは勘違いだ。そして、そんな事は無いだろう。単に会社として進むべき方向性とやるべきことがあって、その役割を担う場所に私がいたから割り振られているだけのことだ。
辞めたい。心から辞めたい。辞めるにあたってどんな準備が必要だろうか。周囲を説得する必要がある。特に、新しい職業を見付けてより安定しsていて給料も高く、もっと長続きしそうな業務であることを証明する必要がある。それが出来ないうちは、続けるしかないのか。続けるしかない、と決まっている方が気が楽である。続けるしかないのか辞めても良いのか、どちらかを選択できると思っているから苦しい。続けるしかないと決まっている方が、その前提で物事を考えられるから楽である。
苦しさは、選択肢の多さである。
辞めて良いのか、と言えば良くない。覚悟が定まらないから苦しいんだ。
ところで、私の仕事は世の中の誰のためになってるんだろうか。弊社の製品を購入して頂いたお客様のためになっているんだろうかね。それとも、上司を自分のお客様と考えた方が上手く行くんだろうか。結局、最終的なお客様は社外にいるわけだからそこを意識すれば良いんだろうが、実業務上はその発想では上手く行かないことも多々ある。
この数か月の業務について、半年前に戻れるとしたら私は何をするだろうか。
そもそも業務経験がないことを相談しただろうか。そんな事をして何になるのか。割り振られた業務が手に負えないことを宣言して何になる。ただ、出来ないことを引き受けても会社も迷惑である。そんな状況で私に出来ることは何だっただろうか。
手に負えない宣言でもなく、進捗を聞かれて始めて何も出来ていないことを報告するのでもなく、その中間にある。何を望まれていた？ 私が上司なら何を望む？
今、ふとした操作ミスで15年以上前の日記が表示された。そこにも、「この1週間を乗り切る方法」の案として「夜逃げする」があった。当時の私が何に苦しんでいたのか思い出せないが、少なくとも夜逃げなどせずに今に至っている。
私は、苦しむのが好きなのか。私は苦しみたくて苦しんでいるのか。それが私の本心なのか。であれば、私に意識できる望みとはかけ離れているので即刻中止してもらいたい。
私の本心は、私に何をさせたくて私を苦しい立場に追い込んでいるのか。
苦しんだ方が得られるものが多いから？ 私が称賛される状況から叩き落されるのが怖いから最初から叩き落しておきたいのか。 そんなのは、もう要らない。
これからは、私が得意で好きで夢中で続けられる業務のみに取り組んで、その成果を周囲が絶賛してくれる環境でのみ仕事をする。 そうでなければ、私がやる意味がない。
それでも、明日はやってくる。明日は何をしようか。
30秒考えても思い付かんぞ。完全にやらされ仕事になっとる。
島耕作は凄いよね。会社から割り振られた業務なのに、それを元々自分がやりたくてしょうがなかった業務であるかのように主体的に取り組める。こんな事をしていて、自分をだましているような感覚に陥らないんだろうか。
私が島さんを真似して、自分が割り振られた業務を、恰も以前からやりたくてしょうがなかったかのように捉えられないだろうか。
他人に「仕事を下さい」と言う立場である以上、そういう能力が必要になるんだろう。
私が、例えば明日中に全ての課題を終えて明後日から試験を始められるようにするとしたらどうしたら良いだろうか。
新しい課題が出たので間に合いません、と言って良いもんだろうか。言うしかない。
もういいよ。私に出来ることは全てやった。退職を願い出よう。
妻は私の退職を認めてはくれないだろうか、もう、いいだろう。
明日中に課題が全て終わるんならそうしなくても良いんだけどね。
そのために、何か出来ることはあるか？
いつまでも終わらない事の方が問題なはずなのに、完璧を目指そうとしているのは何故なんだ？ ほどほどに手を打つのが止むを得ない暫定策であると私が本気で認識できていないからか。その真剣度が足りないのは自覚がある。
技術的な課題が全て解決できる力があれば、そこまで意識する余裕があるんだろうけど、それが無いから危機感を意識する余裕がない。完璧を目指して遅れる訳には行かないでしょう、と私の仕事ぶりで言って良いことではない。
諸問題の根本は、私の技術力不足である。技術的な知識や経験が十分に備わっていれば課題に対しても、これは不可能です、と早々に結論できたであろう。手に負えない業務を割り振られた時には、どうするのが良いんだろうか。そんな一般的な問いではなく私が置かれている状況で、つまり半年前にどうすれば良かったんだろうか。こんな事態に陥らないよう予め日夜勉強に励んで置けば良かったんだろうか。今回について言えばそれは今更だけど、対策は今からでもできる。今日からでも勉強に励めばよい。今から暫くはそれどころじゃないけどね。
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」にも、スキル不足で対応不可能な業務を割り振られたことは想定していなかったようだ。そんな事態は新入社員にしか起こらないことだからだろうか。
このまま会社に居続けてもしょうがないだろう。既に私は邪魔者である。
私が生き延びるとしたら？ 私がき続けるとしたら、まずは会社を辞めないことだ。
これだけ要らない人扱いを受けて居づらいよな。信頼もないだろうし。
退職は避けられん。退職するとなると妻は許さんだろう。
妻を認めさせるだけの状況を私が作れるとは考えづらい。
もっと給料が良くて、定年まで続けられそうな業務だと説明してあげる必要がある。
納得してくれるだろうか。
私と同じ状況に陥っている他人が居たら、どうアドバイスするだろうか。
「会社では自分に出来そうにない仕事を割り振られて迷惑を掛けているので居辛い。配偶者が認めてくれそうにないけど、会社には迷惑だから退職するしかない。そのことを配偶者に責められる未来も避けたいので自◯したい」
なんか、手数の多い詰将棋みたいだな。最初は詰むか詰まないか分からないくらいだったのに、もうあと3手くらいで詰みそう。盤面をひっくり返すしかないよね。
自◯を避ける方法は、妻と別れることだ。相談しただけで喚き散らすだろう。
だから、これもダメだ。
本当に？ 本当に、他にやりようがない？
今の会社の業務を、上司が納得いくように進めるのは私には無理だ。
今回だけ切り抜けても、今後もこういう追及が続くんだろう。無理だよ。
